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広辞苑の検索結果 (3)

きぬ‐かずき【衣被き・被衣】‥カヅキ🔗🔉

きぬ‐かずき衣被き・被衣‥カヅキ (「かずき」は「かぶり(被)」の意) ①平安時代ごろから身分ある女性が外出時顔をかくすために、衣をかぶったこと。また、その衣。元来は袿うちきをそのままかずいたが、漸次背通りより襟を前に延長して、かずき易いように仕立てるのを常とした。きぬかつぎ。きぬかぶり。かずき。かつぎ。古今著聞集12「上臈女房…―を脱がせておもてをあらはにして出されけり」 衣被き ②1をかぶった女性。 ③(女房詞)鰯いわし

きぬ‐かつぎ【衣被ぎ】🔗🔉

きぬ‐かつぎ衣被ぎ】 ①⇒きぬかずき。 ②里芋の子を皮のままゆでたもの。皮をむき塩などをつけて食べる。〈[季]秋〉

きぬ‐かぶり【衣被り】🔗🔉

きぬ‐かぶり衣被り】 きぬかずきの類で、僧侶などの用いたもの。

大辞林の検索結果 (2)

きぬ-かずき【衣被】🔗🔉

きぬ-かずき ―カヅキ [3] 【衣被】 〔「きぬかつぎ」とも〕 (1)平安時代以降,身分の高い家の婦女子が外出する際,顔を隠すため頭から衣をかぶったこと。また,その衣。多くは小袖を用いた。結髪の発達した近世には襟肩を前に下げた小袖形に仕立てた。かずき。 (2){(1)}をした女。「物見ける―の/徒然 70」 (3)包茎。かわかぶり。「わづかなるこまらの,しかも―したるを/著聞 16」 衣被(1) [図]

きぬ-かつぎ【衣被】🔗🔉

きぬ-かつぎ [3] 【衣被】 (1)〔「きぬかずき」の転。もと女房詞〕 里芋の子芋。また,里芋の子芋を皮のままゆでたり,蒸したりしたもの。温かいうちに皮をむき,塩をつけて食べる。[季]秋。《母君の客よろこびて―/星野立子》 (2)「きぬかずき(衣被)」に同じ。

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