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はかり‐な・し【計り無し】🔗🔉

はかり‐な・し計り無し】 〔形ク〕 ①計りきれない。非常に多い。はかりもなし。源氏物語夢浮橋「一日の出家すけの功徳は―・きものなれば」 ②(「言ふはかりなし」「申すはかりなし」の形で)何とも言いようがない。言い尽くし得ない。平家物語3「廿余年のこのかたは、たのしみさかえ、申すはかりもなかりつるに」 ③あてがない。どうしようもない。宇津保物語祭使「父・母・従者・やから一度に亡びて、―・く便なし」 ④思慮がない。今鏡「隆方は―・き心ばへにて」 ○秤に掛けるはかりにかける ①はかりで重さを調べる。 ②物事の選択にあたって、両方の優劣・損得を比較し判断する。「義理と人情とを―」 ⇒はかり【秤】

大辞林の検索結果 (1)

はかり=無・し🔗🔉

――無・し (1)目当てがない。方法がない。「あふ―・くてのみふる我が恋を人目にかくる事のわびしさ/後撰(恋六)」 (2)限度がわからない。際限がない。「―・き千ひろの底のみるぶさの/源氏(葵)」 (3)(「言うはかりなし」「申すはかりなし」の形で)言葉で言いつくせない。「思ひを西海千里の雲に寄せ,…悲しともいふ―・し/平家(灌頂)」

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