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きほん【基本】
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きほん【基本】
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(一)その物事を成り立たせている原型的なもので、種種の要素が付加されて複雑な形をとったり 多種多様な分化を起こしたり しているものも、すべてそれを踏まえて構築され、その延長線上に展開されていると考えられる要素。
「柔道の―は受身だ/―△に(を)忠実に練習する/―を積み重ねて今日の成果を得た/―を覚え、練習さえすれば、だれでもマスター出来るスポーツです/仏像彫刻の―から本格的な技術まで修得した/伸び悩んだら―に戻って出直そう/学校生活の―〔=出発点〕は元気な挨拶アイサツから始まる/言語の―〔=原点〕は明確な情報の伝達に求められるだろう/―文型・―色・―ソフト・―構造・―工程」
(二)その物事の存在理由を支えている根源的なもので、それを無視してはそのものの本質的な価値が失われると考えられる要素。
「民主主義の―は主権在民だ/政治改革の―にかかわる問題について審議する/税制の―についてわかりやすく説明してもらいたい/防衛政策の―と自衛隊の役割を明確にする/―的課題・―理念・―方針・―概念」
(三)その物事を進展させる上の原則として、その時どきの事情や情勢の変化に応じて、△派生的な(枝葉末節の)問題については変わることもあるが、その点については一貫して△変わる(変える)ことはないと考えられる要素。
「現行制度を―としながらも、受験生の実情にあった入試方法を随時取り入れることにする/停戦に関する―合意が成立した/党の―路線の転換が迫られる事態になった/平和外交の―姿勢を貫く方針だ/―給[2]」

新明解 ページ 1284 での【基本】単語。