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たてる【立てる】
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たてる【立てる】
[一][2]:[2](他下一)
(一)〈(どこニ)なにヲ―〉 何かが立つようにする。
「ひざを―/国旗を―〔=掲げる〕/家を―〔=造る〕/暮らしを―〔=生計をはかる〕/志を―〔=高い望みを持つ〕/操を ― 〔= 守り通す〕/後家ゴケを ― 〔=
後家〕/顔を―〔=なんとか面目が保てるようにとりはからう〕」
[表記]建物の場合には、「建てる」とも書く。
(二)〈(どこニ)なにヲ―〉 今までに無かった状態が△はっきり現われる(皆の前に見えたり 聞こえたり する)ようにする。
「△泡(湯気・寝息)を―/音を立てて崩れる/波を―〔=起こす〕/風波を―〔=争いを起こす〕/願ガンを―〔=新たに起こす〕/お伺いを―〔=(明確な)指示を仰ぐ〕/誓いを―〔=はっきり示す〕/のこぎりの目を―〔=鋭くする〕/ふろを―〔=わかす〕/しらみを―〔=わかす。生じさせる〕/つめを―〔=からだの中に突きさす〕/のどに小骨を―〔=のどに小骨が引っかかって違和感を覚える〕/角カドを―〔=穏やかに済まさず、相手に突っかかる〕/異を―〔=違っ△た事を(ていると)言い張る〕/目くじらを―〔=
目くじら〕/△計画(予定・方針)を―〔=決定し、具象化する〕/名を―〔=(a)世間の人に知られるようにする。 (b)評判を流す〕/神経をぴりぴり立てて〔=
ぴりぴり[一](二)〕/戸を―〔=しめる〕」
[表記]「戸を―」は、「《閉てる」とも書く。
(三)〈なにニだれヲ―〉 ある位置につかせる。
「弟を―〔=(a)即位させる。 (b)立候補させる。 (c)代理人としてつかわす〕/兄貴として―〔=それ相応の待遇をする〕/追い―」
[二]〔接尾語的に〕 あらゆる点・方面にわたってその状態が認められる。
「はやし―・まくし―・書き―・取り―・暴き―」




新明解 ページ 3351 での【立てる】単語。