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もとより【固より】[1]🔗🔉

もとより【固より】[1] (副) (一)最初からそういう考えであったり 元来そのような性質であったり することを表わす。 「私は―行く気はない/―武道に生きる身の拒む理由はなかった/当人は―望むところ/―首尾整いませぬが、多少ともお役に立ちますれば面目至極に存じ奉りまする」 (二)その事については改めて問題にするまでもないことを表わす。 「主人同士は―妻女までも互いに往来していた/その難を避けるために未完成の堰セキを犠牲にすることは、領民は―もし御在国なら殿もお許しなさるだろうと思う」 [表記]「元より・本より・《素より」とも書く。

新明解 ページ 5394 での固より単語。