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おかす【犯す】【侵す】【冒す】ヲカス[2][3][0]:[2][0]🔗🔉

おかす【犯す】【侵す】【冒す】ヲカス[2][3][0]:[2][0] (他五) (一)〈なにヲ―〉 そうすれば当然罰せられる事をする。 「禁を―/法を―〔=法律にそむいた行為をする〕/罪を―〔=罪に問われるような悪い事をする〕/面オモテを―〔= 〕」 (二)〈なにヲ―〉 知らず知らずのうちに、不結果な事をしてしまう。 「△間違い(過ち・誤り・愚)を―」 (三)〈だれヲ―〉 不当な危害を加えて相手に△絶望感(屈辱感)を抱かせる。 「女を―」 (一)〈どこヲ―〉 他人の領域に無断で入ったりなどして、損害を与える。 「国境を―」 (二)〈なにヲ―〉 他人が持っている権利・権益や、権限に圧迫を加えて、自由な存在や社会活動にダメージを与える。 「自由を―/所有権を―〔=無視して、相手に損害を与える〕」 (三)〈なにヲ―〉 人の上に立つ存在に不当な侮蔑(ブベツ)を加え、その神聖や権威を汚す。 「―べからざる威厳」 (四)〈なにヲ―〉 マイナスの△自然現象(生理状態・心理状況)がそのものを痛撃して、自由な活動をうばう。 「不治の病に侵される〔=…にからだが蝕ムシバまれる〕/肺を侵される」 〈なにヲ―〉 (一)危険をかえりみず、障害・困難に たじろがず、果敢に目的の事をしようとする。 「嵐アラシを冒して〔=嵐に構わず〕進む/危険を―」 (二)今までの姓をやめて、他人の姓を新たに名乗る。 [表記][二] は、「犯す・冒す」とも書く。

新明解 ページ 649 での犯す侵す冒す単語。