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かず【数】[1]🔗🔉

かず【数】[1] (一)構成要素同士を分離して識別できる種類の物の集まりについて、多い少ないの程度または並んでいる順序を、精密に しかも物の種類によらず普遍的に表わす基準となるもの。〔物の集まりが二つ有る時、「両者の数が同じ」とは、「おのおのに属する物と物との間に過不足なく一対一の対応がつく」ことと同義。広義では、数カズが数スウを指すこともある〕 「羊の―をかぞえる/―を比べる/この家は部屋の―が多い/―の大小を問わず/かなりの―にのぼる/印刷物のページの順序を表わす―をノンブルと言う/言葉―が少ない人/―を間違える」自然数 (二)数値。 「四桁ケタの―」 (三)多数。 「―有る(作品の)中で/―で押し切る/―を△頼む(誇る)/―をこなす〔=たくさん有る物を処理する〕」 (四)算(カゾ)えるだけの価値の有る範囲。 「…の―に入る〔=同類の中で水準以上の部に入る〕/―のほか〔=特に取り上げるだけの価値が無いこと〕/―の内〔=同類と認められる範囲内の存在〕/物の―ではない〔=取るに足りない(存在だ)〕」

新明解 ページ 961 での単語。