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しめる🔗🔉

しめる (助動・下一型) だれかに何かをさせる意の、やや荘重な表現。〔文語「しむ」の口語形〕 「私をして言わしめれば〔=私流に言うことが許されるならば〕/聞く人を倦ましめない〔=退屈させない〕話」

しめる【占める】[2]:[2]🔗🔉

しめる【占める】[2]:[2] (他下一) 〈なに・どこヲ―〉 (一)自分の△勢力範囲(所有)とする。 「△漁夫の利(景勝の地)を―/机が部屋の半分を―〔=ふさぐ〕/頭を―〔=何かを懸命に考えていて、頭の中がそれで一杯である〕/味を―〔=〕/△絶対多数(過半数)を―〔=獲得する〕/座を―〔=その座に着く〕」 (二)客観的に見て、そのものが、全体の中でそのような位置を持つ。 「重要なポストを―/上位を―」

しめる【閉める】【締める】[2]:[2]🔗🔉

しめる【閉める】【締める】[2]:[2] (他下一) 〈なにヲ―〉 あいていた窓を端まで、戸を柱や他の戸の所まで動かして、すきまの無いようにする。 「戸を静かに―/雨戸を―/店を―〔=(a)閉店する。 (b)廃業する〕」 開()ける[二](一) (一)〈(なにデ)なにヲ―〉 ゆるみを無くすように、強く引っぱる。 「三味線の糸を―/財布のひもを―〔=余りお金を使わないように気をつける〕/社員を―〔=(a)もっと緊張して△勉強(仕事)するように注意を与える。 (b)緊張を欠くからこういう不始末になるんだぞと、きびしくしかる〕」 (二)〈(なにデ)なにヲ―〉 そこから動いたり ゆるんだり ずり落ちたり しないように、よく止める。 「ボルトで―〔=止める〕/ガラス戸の鍵カギを―/△ネクタイ(帯・鉢巻)を―〔=解けないように かたく結ぶ〕/ふんどしを―〔=△失敗しない(張り切って何かをする)ように、きびしい態度を取る〕」 (三)〈(なにデ)なにヲ―〉 強い力で押しつけて、絞るようにする。 「首を―/鶏トリを―〔=首をひねって殺す〕/酢で―〔=酢をしみわたらせて、魚肉などがひきしまるようにする〕/(自分で)自分の首を―〔=自分の立場を、自分の言動故に苦しいものとする〕/しめさば・しめ金・しめ木」 (四)〈なにヲ―〉 そこまでを一段落として、決算をする。〔「手打ち(二)」をする意にも用いられる〕 「帳簿を―/勘定を―〔=計算する〕/締めて〔=合計して〕幾らだ」 [表記]普通、 [二] (三)は「絞める・《搾める」と書く。また、 [二] (一)(二)は「《緊める」、(四)の「しめて」は「〆て」とも書く。

しめる【湿る】[3][0]:[0]🔗🔉

しめる【湿る】[3][0]:[0] (自五) 〈(なにデ)―〉 (一)(本来乾いているべきものが)湿り気を帯びて、潤う。 「湿った△靴(服)」 (二)火や灯火が消える。〔雨風の勢いが静まる意や、沈んだ雰囲気になる意にも用いられる。例、「話が湿りがちになる=話がはずまず、とかく話題が とぎれがちになる/打線が―=バットが快音を発しないままで終わる」〕[湿り[二]

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