かとん【火遁】クワトン[0] 火を利用して姿を隠す忍術。 水遁

かとんぼ【蚊とんぼ】[2][0] 蚊に似て、大形の昆虫。足が長くて細い。かのうば[2][0]。〔ガガンボ科〕〔俗に、やせてひょろ長い人の意にも用いられる〕 [かぞえ方]一匹

かな【金】 （造語） (一)かね〔＝金属〕の。 「―だらい・―物」 (二)鉄の。 「―気^ケ・―棒」

かな （終助） 〔雅〕主体の感動の気持を表わす。 「すばらしき―わが青春／ああ壮なる―／果たせる―／むべなる―」 [表記]もとの用字は、「〈哉」。

かな【仮名】[0] 〔「真名^マナ」の対、「假名^カリナ」の変化 「かんな」の変化形という〕 漢字から脱化して日本語の音節を表わすようになった表音文字。 「―書^ガき・―タイプ・―交じり・―文字・片―・平―^ガナ」 →付表

がな もがな・何がな

かなあみ【金網】[0] 針金を編んで作った網。

かない【家内】[1] その家で生活する人たち（全員）。〔狭義では、主人の妻（の謙称）〕 「―工業[4]〔＝個人の家で、家族を初め少数の人を動員して行う手^シユ工業〕・―安全」

かなう【適う】【叶う】【敵う】カナフ[2]:[2] （自五） 〈なにニ―〉 そのものの内容・行為などが規範とされるものに合う。 「△目的（趣旨・礼儀）に―」 願望が実現する。 「望みが―／私に―〔＝出来る〕事ならお引受けしますが」 〈だれ・なにニ―〉 まともに対抗することが困難な相手に勝つことが出来る。 「所詮^シヨセン、小国は大国には敵わない／こう暑くては敵わない〔＝やりきれない〕」

かなえ【鼎】カナヘ[0] 〔「釜^カマ」の古称〕 三本足の鉄のかま。 「―の沸くような〔＝収拾のつかない〕騒ぎ／―の軽重^{ケイチヨウ}を問われる〔＝世間で言われるほど すばらしい△能力（価値）が有るのかどうか、改めて試される〕」 九鼎大呂（^{キユウテイタイリヨ}） [かぞえ方]一脚