いとさばき【糸捌き】【糸捌】[3] (一)糸の扱い方。 (二)〔琴・三味線などの〕糸の調子を合わせること。 「巧みな―」

いどざらえ【井戸浚え】【井戸浚】ヰドザラヘ[3] いどがえ。いどざらい[3]。

いとしい【愛しい】[3]:[3] （形） △身近な（愛する）人に対する熱い思いが、絶えず心を支配している様子だ。 ――さ[2][3]――げ[4][3][0]――が・る[4]:[4]

いとしご【愛し子】[3] かわいい（自分の）子供。愛児。

いとじり【糸尻】[0] いとぞこ。

いとじるし【糸印】[3] 衣類などの△縫い目（汚れている部分）をはっきりさせるために、糸を縫い付けて目印としたもの。

いとすぎ【糸杉】[2][0] 「コノテガシワ[4]〔＝ヒノキ科〕」の変種。幹はまっすぐで枝葉が細かい。サイプレス。

いとすすき【糸薄】[3] ススキの変種で、葉・茎が非常に細いもの。観賞用として栽培される。〔イネ科〕 [かぞえ方]一本

いとぞこ【糸底】[0] 茶わんなどの底のせばまりに続いて、下に突き出ている部分。いとじり。〔ろくろから糸でくくり取った跡で、断熱のために必要な部分〕

いとたけ【糸竹】[2] 琴・笛の類の総称。 「―の道〔＝音楽（の技術）〕」

いとづくり【糸作り】【糸作】[3] 糸のように細く切った、イカやサヨリなどの刺身。〔酢の物についても言う〕

いとど[1] （副） 〔雅〕〔「いと」の強調形〕何かの事情が手伝って、ますます ひどく感じられることを表わす。非常に。 「宿へ着くころは―〔＝一層〕雨がしげくなった」

いとど[0] カマドウマの雅語名。オカマコオロギ[4]。

いとなみ【営み】[0][4][3] いとなむこと。 「日びの―〔＝仕事〕／冬の―〔＝準備〕を急ぐ／性の―〔＝性行為〕」