…たるをうしなわない【…たるを失わない】 失う

たる【足る】[2][0]:[0] （自五） 〔雅:西日本方言〕 (一)足りる。 「賞するに―／くふうが足らぬ／頼むに足らず／怪しむに足らない〔＝（別に）おかしいことはない〕」 (二)満足する。 「―ことを知れ」

たれり【足れり】 △それ（これ）で十分だ。

たる【樽】 [一][0][2] 液体や粉のように、それ自体は形を持たない物をこぼれないように詰め、ふたをして保存しておく、円筒状・木製の入れ物。 「―入り[0]・―酒^ザケ [0]」 [二]（造語） みそ・しょうゆや桜の葉をまとめて算（^カゾ）える語。

ダル[1] ―な／―に 〔dull＝鈍い〕 退屈な様子。 「―ゲーム[3]」

だるい[2]:[2] （形） △病気（疲労）などで、からだ△に元気が無い（が思うように動かない）感じだ。 ――さ[1]――げ[0][2]

たるがき【樽柿】[0] あいた酒樽に詰めておき、アルコール・温湯または炭酸ガスで渋を抜いて甘くしたカキ。

タルカム[0] 〔talcum〕 赤ちゃんの湯上りなどに使う、タルク。 「―パウダー[5]〔＝汗知らず〕」

たるき【】[0] 〔垂る木の意〕 屋根板などをささえて、棟から軒に渡す木。 [かぞえ方]一本

タルク[1] 〔talc〕 化粧用の打ち粉。滑石（^カツセキ）。

タルタルソース[5] 〔tartar sauce〕 マヨネーズに、ピクルスやタマネギ・パセリなどをみじん切りにして加えたソース。魚肉料理やサラダに用いる。