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といえば【といえば】🔗⭐🔉
といえば【といえば】
(一)前の話に出た言葉がきっかけになって、別の話題に取り上げることを表わす。
「野球―、昨日の試合はどうでした」
(二)疑問文を受けて、その原因や理由を述べることを表わす。
「どうして留年したか―、バイトをやり過ぎたからです」
(三)ある事物を提示して、それについて述べることを表わす。
「山―富士山/酒―目がない方でして」
…ときたら【…と来たら】🔗⭐🔉
…ときたら【…と来たら】
他の場合はともかくも、それに関しては、の意を表わす。
「彼―〔=ところが、彼はと言えば〕いつもほらばかり吹いている」
〔強調表現は「…と来た日には」〕
…とはいうものの【…とはいうものの】🔗⭐🔉
…とはいうものの【…とはいうものの】
一応は事実として認めておきながら、それから予想される事柄について全面的には肯定出来ないということを表わす。
「習った―なんにも覚えていない/天気はよかった―乗り物ではひどい目にあった」
とはいえ【とはいえ】🔗⭐🔉
とはいえ【とはいえ】
〔「とはいえども」の意〕直前に述べた事柄に対する注釈的事実を表わす。
「…。―〔=ただし〕私もその一人だった/貧乏―〔=…ではあるが〕結構庭付きの家に住んでいる」
[二](接助)
(一)前件・後件がほとんど同時・継起的に行われることを表わす。
「ドアがあく―どっと客が入り込んだ/トンネルを抜ける―〔=抜け過ぎた所は〕雪国だった/彼女は私の顔を見る―〔=見るや否や〕、わっと泣き出した」
(二)前件が前提となってほとんど例外無く後件が行われることを表わす。
「つゆ時になる―〔=つゆ時には決まって〕カビが生える/年を取る―〔=取ると共に、大抵の人は〕記憶が鈍る/机に向かう―決まって〔=向かうといつも〕眠くなる」
(三)ある事柄を仮定した前件と、その帰結を示す後件とを結びつけることを表わす。
「英語で言う―〔=言えば〕どうなるだろう/九時には出ない―〔=出なければ〕遅れるよ/だれになんと言われよう―〔=言われても〕構わない/行こう―行くまい―〔=行くか行かないかは〕僕の勝手だ」
[三](副助)
〔口語で〕やや強意の副詞表現に属することを表わす。
「自然―/やたら―/随分―」
[四](接)
そう△すると(しているうちに)。
「―、風が吹き始めた」
新明解 ページ 3792。