かい【櫂】[1] 〔「掻^カき」の変化という〕 船の上から水中に入れて、水をかいて船を進める細長くて平たい板。オール。 「―をとる／〔ボートレースで〕―上げ！〔＝こぎ方やめ！〕」 [かぞえ方]一本・一挺・一丁

かい【下位】カヰ[1] 序列が低い（方にある）こと。 「―に置かれる／―区分[3]・―力士・―概念」 上位

かい【下意】[1] △しもじも（人民）の考え。 「―上達〔＝官庁・会社その他の団体で、下の立場にある人の意見を上役などによく通じさせること〕」 上意

がい （外・害・〈咳・〈崖・涯・〈凱・街・慨・〈碍・該・概・〈蓋・〈骸） →【字音語の造語成分】

がい［外］グワイ (一)表面。うわべ。 「外形・外面・外観」 (二)そと。ほか。 「外界・外気・外国・市外・国外・問題外[3]」 (三)はずす。のけものにする。 「除外・疎外」 (四)外国の。 「外人・外貨・外地・外務省」 (五)本すじでないこと。わきすじ。 「外史・外伝・外戚^セキ・外祖父」〔(一)〜(四)の対義語は、内〕

がい［害］ 人を殺す。 「危害・殺害」

がい［咳］ せき。 「咳嗽^ソウ・労咳・謦咳^ケイガイ」

がい［崖］ がけ。 「懸崖・断崖」

がい［涯］ (一)水ぎわ。きし。 「涯岸[0]・水涯[0]」 (二)行きつくはて。かぎり。 「際涯・天涯・一生涯[2][3]」

がい［凱］ 戦いのかちどき。勝ちいくさ。 「凱歌・凱旋・凱陣」

がい［街］ まち。まちすじ。大通り。 「街路・街頭・街灯・市街・商店街[3]・歓楽街」

がい［慨］ なげきかなしむ。 「慨然・慨嘆・感慨・憤慨」

がい［碍］ さまたげる。 「碍子・障碍・妨碍」 [表記]「〈礙」とも書く。