オルメカぶんめい【オルメカ文明】 〔Olmeca〕 紀元前 1200 年から前 400 年頃までメキシコ湾岸に栄えた古代文明。メソアメリカ文明のうち，はじめて大規模な神殿を築き，巨大な石の彫刻を作り，一群の神々を中心とする宗教と芸術を生み出した。

オルリーくうこう【オルリー空港】 〔Orly〕 フランス，パリ市南郊にある国際空港。主として大陸内路線の便が発着。1949 年開港。正称，パリ-オルリー空港。

オルレアン【Orlans】 フランス北部，ロアール川中流の北岸に臨む古都。百年戦争中の 1429 年，ジャンヌ=ダルクによって英軍の包囲から解放された事件で名高い。

オルレアンけ【オルレアン家】 フランスの王家の支流。14 世紀にバロア家から，また 17 世紀にブルボン家から分かれたものと 2 系統ある。

オルレアンのしょうじょ【オルレアンの少女】 〔（ド） Jungfrau von Orleans〕 シラーの悲劇。1801 年刊。愛を捨てて使命に殉じたフランス救国の天使少女ヨハンナ（ジャンヌ=ダルク）の気高い姿を描く。

おれ （代） わたくし。男が用いる。「ぼく」などよりぞんざいな語。（「俺」「己」「乃公」などとも書く）

おれあ・う【折れ合う】 （動五） おりあう。「妥当な線で―・う」

オレアンドマイシン【oleandomycin】 ある種の放線菌が産生する抗生物質。ブドウ球菌・マイコプラズマ・連鎖球菌・肺炎双球菌・ジフテリア菌・髄膜炎菌・淋菌に有効。

おれい【御礼】 (１)感謝の意を表すこと。また，その言葉。「―を述べる」 (２)感謝を表すために贈る品物。

おれいごえ【御礼肥】 花が咲いたあとや果実を収穫したあとに施す肥料。

おれいまいり【御礼参り】 (１)神仏にかけた願が成就したお礼に，社寺にもうでること。 (２)（俗に，刑期を終えた暴力団員などが）自分の不利益となる行為をした者に対して仕返しに行くこと。