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かのうせい【可能性】🔗🔉

かのうせい【可能性】 (1)物事の実現する見込み。「成功の―」 (2)〔哲〕〔possibility〕 物事の現実の在り方(現実性)に対して,できうる(ありうる)在り方。事柄・知識・能力などの,今実際にそうではないが,そうでありうる範囲・程度のこと。

かのうせかい【可能世界】🔗🔉

かのうせかい【可能世界】 〔possible world〕 神は無数の世界(可能な事物の組み合わせ)を創造しえたのであり,現実世界はその一つであるとする思想。必然的真理はすべての可能世界で真とされる。ライプニッツにより展開されたが,20 世紀の様相論理学でも可能世界意味論として重要。

かのうたんゆう【狩野探幽】🔗🔉

かのうたんゆう【狩野探幽】 (1602-1674) 江戸初期の画家。京都の人。本名,守信。江戸幕府の御用絵師として江戸鍛冶橋に屋敷を拝領し,鍛冶橋狩野家の祖となる。代表作は名古屋城上洛殿襖絵や「東照宮縁起絵巻」など。

かのうつねのぶ【狩野常信】🔗🔉

かのうつねのぶ【狩野常信】 (1636-1713) 江戸前期の画家。父尚信(なおのぶ)の跡を継いで内裏障壁画制作に参加。探幽以来の狩野派の様式を集大成した。古画の模写「常信縮図」は資料として貴重。

かのうどうし【可能動詞】🔗🔉

かのうどうし【可能動詞】 五段活用の動詞が下一段活用に転じて可能の意味を表すようになったもの。例えば,「読む」「書く」に対する「読める」「書ける」などの類。命令形をもたない。

かのうなおき【狩野直喜】🔗🔉

かのうなおき【狩野直喜】 ⇒かのなおき(狩野直喜)

かのうなおのぶ【狩野尚信】🔗🔉

かのうなおのぶ【狩野尚信】 (1607-1650) 江戸初期の画家。探幽の弟。江戸幕府の御用絵師となり,木挽町(こびきちよう)狩野家の基礎を築く。水墨山水画に長じた。作「瀟湘(しようしよう)八景図屏風」など。

かのうなつお【加納夏雄】🔗🔉

かのうなつお【加納夏雄】 (1828-1898) 幕末・明治の彫金家。京都生まれ。江戸に出て,独力で大成。維新後,金・銀貨,勲章の原型を製作。東京美校教授。代表作「月雁(つきにかり)図鉄額」

新辞林 ページ 1620