カミングアウト【coming out】 自分が，社会一般に誤解や偏見を受けている（同性愛者などの）少数派の主義・立場であることを公表すること。単にアウトともいう。

カミングズ【Edward Estlin Cummings】 （1894-1962） アメリカの詩人。小文字のみを用いたり句読点を省略するなど実験的手法を用いた作品を発表。詩集「チューリップと煙突」，小説「巨大な部屋」など。

かみんちゅ【神人】 (１)沖縄で，巫女（みこ）の総称。 (２)沖縄で，村祭りの時だけ巫女の資格を得て祭りに参加する女性。宮古島狩俣のウヤガム祭や沖縄本島国頭地方のウンジャミなどにみられる。

か・む【む】 （動五） 鼻から強く息を吹き出して，鼻汁をふきとる。

か・む【噛む・嚼む・咬む】 （動五） (１)歯で，ものを砕きつぶす。「よく―・む」 (２)歯や牙で，傷つける。「犬に―・まれる」 (３)二つの歯車の歯が合わさる。「ギアが―・む」 (４)仲間として加わる。「計画に一枚―・む」

噛んで吐（は）き出すよう 不愉快な気持ちからそっけなくものを言うさま。

噛んで含（ふく）める よくわかるように詳しくていねいに言い聞かせる。

か・む【醸む】 （動四） 酒をつくる。古く，米などを口中でかみ，唾液とともに吐き出して発酵させてつくった。

カム【cam】 主に，回転運動を往復運動・揺動運動などに変換する機械構造。板カム・円筒カム・円錐カムなど。

ガム【gum】 チューインガムの略。

カムイ 〔アイヌ語〕 神。

かむいこたん【神居古潭】 〔神の居る所の意〕 北海道旭川市の西部，石狩川の上流にある急流が岩をうがった峡谷。庭石・水石として知られる神居古潭石を産する。

がむしゃら【我武者ら】 向こう見ずなさま。「―に突進する」

カムしょくぶつ【CAM 植物】 〔crassulacean acid metabolism plant〕 ベンケイソウ型有機酸代謝植物。他の植物と異なり，夜間に炭酸固定を行なってリンゴ酸を主とする有機酸を生成し，昼間，このリンゴ酸を分解してデンプンを生成する。日中の蒸散による水分の消費が低く抑えられるので，乾燥地に多い。