こうぐこう【工具鋼】 工具に使用される硬質の鋼の総称。炭素工具鋼と合金工具鋼がある。

こうぐち【坑口】 坑道の入り口。

こうくつ【後屈】 後方にまがっていること。⇔前屈 「子宮―」

こうくり【高句麗・高勾麗】 古代朝鮮の一国。中国東北部にいた扶余（ふよ）族の一支族が建国（？-668）。313 年，楽浪郡を滅ぼし朝鮮北部を領有，427 年平壌に遷都。広開土王以下 3 代が最盛期。唐・新羅の連合軍に滅ぼされた。高麗（こま）。

こうくん【校訓】 その学校の教育方針などを短文や標語にしたもの。

こうぐん【行軍】 軍隊が徒歩で長距離を移動すること。

こうぐん【皇軍】 天皇が統率する軍隊。戦前までの日本帝国陸海軍の呼び名。

こうぐん【紅軍】 1927 年毛沢東・朱徳らが組織した中国共産党の軍隊。国民党軍の包囲攻撃をはね返し，長征を達成。37 年国民革命軍第八路軍に改編。中国工農紅軍。→八路軍

こうけ【高家】 (１)由緒正しい家。名家。 (２)江戸幕府の職名。老中支配に属し，主として儀式・典礼をつかさどり，特に京都への御使い，勅使の接待など，朝廷との間の諸礼にあたった家柄。世襲で，足利氏以来の名家，吉良・武田・畠山などの諸氏が任ぜられた。

こうげ【香華】 仏前に供える香と花。こうばな。

こうげ【高下】 (１)（地位などの）高いことと低いこと。 (２)（価値などの）まさっていることと劣っていること。 (３)上がり下がりすること。「相場の乱―」

こうけい【口径】 (１)大砲や管（くだ）など，円筒形のものの内径。 (２)レンズ・鏡の有効直径。

こうけい【光景】 目に映る景色や物事のありさま。「ほほえましい―」

こうけい【肯綮】 物事の急所。「―にあたる（=要点ヲオサエル）」

こうけい【後景】 背後の光景。特に，絵画・写真・舞台装置で，背後に配置する光景。背景。⇔前景

こうけい【後継】 地位・財産・業務などを受け継ぐこと。「―者」