ココア【cocoa】 カカオ豆を炒（い）って皮などを除き，すりつぶしてからカカオバターを除き粉にしたもの。また，これを湯で溶き砂糖などを加えた飲料。

ごごいち【午後一】 その日の午後一番最初に行うこと。「―でお届けします」

ここう【股肱】 〔「股」は足のもも，「肱」は手のひじ〕 自分の手足のように信頼している忠義な家来。腹心。「―の臣」

ここう【虎口】 きわめて危険な場所や状態。「―を脱する」

ここう【孤高】 ひとり，他とかけ離れて高い境地にいること。「―を持する」

ここう【弧光】 アーク放電の光。

ここう【糊口・餬口】 （ほそぼそと）暮らしを立てること。生計。よすぎ。

━を凌（しの）ぐ どうにか暮らす。

ここう【戸口】 戸数と人口。「―調査」

こごう【古豪】 長年の経験を積んだ，力量のある人。ふるつわもの。ベテラン。

こごう【呼号】 (１)大声で呼ぶこと。 (２)盛んに言いたてること。

こごう【小督】 平家物語にみえる女性。中納言藤原成範（しげのり）の娘。高倉天皇の寵（ちよう）を受けたため平清盛に憎まれ嵯峨野に身を隠すが，源仲国に見いだされて戻り，天皇との間に範子内親王をもうける。清盛に尼にされて追放された。能，箏曲などに脚色される。

ごこう【五光】 花札の出来役の一。松・桜・坊主・桐・雨の 20 点札 5 枚をそろえた役。

ごこう【五更】 (１)一夜を 5 等分した，初更（一更）・二更・三更・四更・五更の総称。また，一夜。一晩中。五夜。 (２)_(１)の第 5。また，寅（とら）の刻。戊夜（ぼや）。

ごこう【後光】 (１)仏や菩薩の背中から放射するといわれる神秘的な光。仏像などにみられる光背（こうはい）は，これをかたどったもの。「―がさす」 (２)⇒御光（ごこう）

ごこう【御光】 グローリーのこと。見られる場所によって，山の御光・海の御光・稲田の御光などと呼ばれる。後光。御来迎。来光。