複数辞典一括検索+

さいとうさねもり【斎藤実盛】🔗🔉

さいとうさねもり【斎藤実盛】 (?-1183) 平安末期の武将。越前の人。源為義・義朝父子,のち平宗盛に仕えた。平維盛が源義仲を北陸に攻めたとき,白髪を黒く染めて奮戦したが,手塚光盛に討たれた。

さいとうさんき【西東三鬼】🔗🔉

さいとうさんき【西東三鬼】 (1900-1962) 俳人。岡山県生まれ。日本歯科医専卒。本名,斎藤敬直。新興俳句運動の中心となるが,京大俳句事件で検挙。戦後「天狼」「断崖」を創刊。句集「夜の桃」,随筆集「神戸」「続神戸」など。

さいとうせつどう【斎藤拙堂】🔗🔉

さいとうせつどう【斎藤拙堂】 (1797-1865) 江戸後期の儒者。津藩士。昌平黌で古賀精里に学び,藩校で教鞭をとる。詩文に秀でた。警世の書「海防策」「海外異伝」を著す。他に「拙堂文話」など。

さいとうたかお【斎藤隆夫】🔗🔉

さいとうたかお【斎藤隆夫】 (1870-1949) 政治家。兵庫県生まれ。東京専門学校卒。エール大学に学ぶ。弁護士から憲政会・民政党議員へ転じ,軍部に抵抗する議会活動を展開,1940 年(昭和 15)日中戦争処理に関し反軍演説を行い,議会から除名された。敗戦後も議会にあり,吉田・片山内閣の国務大臣。

さいとうたけし【斎藤勇】🔗🔉

さいとうたけし【斎藤勇】 (1887-1982) 英文学者。福島県生まれ。東大教授。日本の英文学研究の礎を築いた。主著「英詩概論」「イギリス文学史」

さいとうどうさん【斎藤道三】🔗🔉

さいとうどうさん【斎藤道三】 (1494-1556) 戦国時代の武将。もと山城国の油商人という。美濃国守護土岐頼芸(よりなり)の臣。守護代斎藤氏を継いで,稲葉山城に拠る。のち頼芸を追い美濃一国を領したが,長子義竜と戦い,長良川で敗死。織田信長はその女婿。

さいとうとらじろう【斎藤寅二郎】🔗🔉

さいとうとらじろう【斎藤寅二郎】 (1905-1982) 映画監督。秋田県生まれ。サイレント時代から 1960 年代まで,一貫してギャグ・コメディ映画を作り続けた異才。代表作「熊の八つ切事件」「エノケンの法界坊」「誰よりも金を愛す」など。

さいとうひこまろ【斎藤彦麿】🔗🔉

さいとうひこまろ【斎藤彦麿】 (1768-1854) 江戸後期の国学者。石見国浜田の松平氏に仕え,江戸に住む。伊勢貞丈・本居大平らに学ぶ。家集「蓬集」,著「勢語図説抄」など。

新辞林 ページ 3163