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あん【案】🔗🔉

あん【案】 (1)考え。思いつき。アイデア。「いい―が浮かぶ」 (2)したがき。原案。 (3)予想。もくろみ。計画。

あん【庵・菴】🔗🔉

あん【庵・菴】 (1)草葺(ぶ)きの小家。僧侶・世捨て人などの住む,質素な小屋。いおり。草庵。 (2)雅号や住まい・料亭の名などに添えて用いる語。「芭蕉―」

あん【暗】🔗🔉

あん【暗】 暗い部分。暗さ。「明(めい)と―に分かれる」

あん【餡】🔗🔉

あん【餡】 (1)小豆(あずき)などを煮て砂糖を加え練ったもの。隠元豆・さつま芋・栗・百合根などからも作り,塩味のものもある。和菓子の主材料とするほか,のばして汁粉などとする。あんこ。 (2)饅頭(まんじゆう)や餅(もち)の中に包み込む,調味した挽(ひ)き肉・味噌・野菜など。 (3)葛(くず)餡。また,これに野菜・挽き肉・ウニなどを加えたものもいう。 (4)中に入れる物。外側とは別の材料を使った中身。あんこ。

アン【Anne】🔗🔉

アン【Anne】 (1665-1714) イギリス女王(在位,1702-1714)。ジェームズ 2 世の娘で新教徒。名誉革命では父に敵対。その治世中,政党政治・議院内閣制が発達,イングランドとスコットランドが合同。

あんあんり【暗暗裏・暗暗裡】🔗🔉

あんあんり【暗暗裏・暗暗裡】 人に知られないよう。内々。「―に実行する」

あんい【安易】🔗🔉

あんい【安易】 (1)たやすいこと。「―な道」 (2)ありきたりなこと。「―な発想」

あんいつ【安逸・安佚】🔗🔉

あんいつ【安逸・安佚】 何もせず,のんきにすごすさま。「―をむさぼる」

あんうつ【暗鬱】🔗🔉

あんうつ【暗鬱】 (形動) 暗くてうっとうしいさま。また,気分が暗く滅入るさま。憂鬱。「―な梅雨空」「―な表情」

あんうん【暗雲】🔗🔉

あんうん【暗雲】 (1)日の光をさえぎっている黒い雲。「―が垂れこめる」 (2)何か事件が起こりそうな,不穏な気配。

あんえい【暗影・暗翳】🔗🔉

あんえい【暗影・暗翳】 (1)暗いかげ。 (2)不安・不吉なきざし。

あんえい【安永】🔗🔉

あんえい【安永】 年号(1772.11.16-1781.4.2)。後桃園・光格天皇の代。

あんえい【晏嬰】🔗🔉

あんえい【晏嬰】 中国,春秋時代の政治家。紀元前 6 世紀後半の人。字(あざな)は平仲。斉(せい)の 3 代の君主に仕え,名臣として管仲と並び称される。「晏子春秋」はその逸話を集録した書。晏子。

新辞林 ページ 349