い【藺】 イグサ科の多年草。湿地に生える。高さ約 1m。栽培されて茎は花筵（はなむしろ）・畳表などとし，髄（ずい）は灯心にした。イグサ。灯心草。

い【夷】 東方の異民族。野蛮人。えびす。

━を以て夷を制す 〔後漢書〕 異民族を利用して別の異民族をおさえる。以夷制夷（いいせいい）。

い【衣】 身にまとうもの。着物。ころも。「―と食と住と」

い【医】 病気やけがを治すこと。医術。

━は仁術（じんじゆつ）なり 医術は単なる技術ではなく，人を救う道である。

い【威】 威厳。武威。「虎の―を借る狐（きつね）」

い【胃】 消化管の一部で，食道に続く部分。食物を一時たくわえ，消化を行う。ヒトの胃は食道と十二指腸の間にあり，胃液を分泌して主にタンパク質を分解する。

い【異】 [１]違う意見や考え。 [２]（形動） 普通と違っていること。「―に思う」

━を唱（とな）える 異議を唱える。

い【偉】 大きくて立派であること。すぐれているさま。「功を―とする」

い【意】 (１)思っていること。気持ち。考え。「―にかなう」 (２)意味。わけ。

━に介さない 気にかけない。

━に満たない 不満足である。

━を受ける 人の意志・意向を承知して，それに従うようにする。

━を酌（く）む 他人の考え・意見を肯定的に推察する。

━を体（たい）する 他人の意志・意向を自分のものとしてそれに従う。

━を尽くす 考えを十分に言い表す。

━を強くする 心強く思う。

い【位】 （接尾） (１)等級・順位・位階などを表す。「第 1―」「従五―」 (２)計算の位取（くらいど）りを表す。「小数点以下第 5―」