しんぜい【真盛】 （1443-1495） 天台宗真盛派の祖。伊勢の人。比叡山西塔で修行。近江西教寺を復興。勅諡（ちよくし）は円戒国師・慈摂大師。著「奏進法語」「三昧発得法語」

しんぜい【信西】 ⇒藤原通憲（みちのり）

じんせい【人世】 世の中。浮き世。

じんせい【人生】 人間がこの世に生きてゆくこと。また，その期間。人の一生。「幸福な―をおくる」「―五十年」

━意気（いき）に感ず 〔魏徴の「述懐」から〕 人間は金銭や名誉のためにではなく，自分を理解してくれる人のいさぎよい気持ちに感じて仕事をするものだ。

━七十古来（こらい）稀（まれ）なり ⇒古稀（こき）

━のための芸術 〔（フ） l'art pour la vie〕 芸術は人生のために存在して初めて意義があるとする立場。ギュイヨーやトルストイなどが主張した。

じんせい【人性】 人の生まれつき。人が本来そなえている自然の性質。

じんせい【仁政】 為政者が人々をいたわりいつくしむよい政治。「―を施す」

じんせい【靱性】 材料の粘り強さ。材料の中で亀裂が発生しにくく，かつ伝播しにくい性質。

じんぜい【人税】 財産や所得が帰属する人を対象に課せられる直接税。所得税・法人税など。

しんせいかい【新生界】 新生代にできた地層や岩体。

しんせいかぞく【神聖家族】 ⇒聖家族（せいかぞく）

しんせいがん【深成岩】 マグマが地下深部で固結してできた火成岩の総称。花崗（かこう）岩・閃緑（せんりよく）岩・斑糲（はんれい）岩など。

じんせいかん【人生観】 人間の生き方や生きる意味に関する考え。人生の価値・目的・態度などについての考え。

しんせいきろん【新生気論】 20 世紀初頭におこった自然哲学的立場。進化論などの機械論的還元主義では生物体の固有性を説明できないことを指摘，生命の全体的因果性を重視する。ドリーシュらが代表。