いきおい【勢い】 [１] 　　(１)運動によって生じる他を圧するような力。「―よく走る」 　　(２)元気。威勢。「―がつく」 　　(３)権力。勢力。「政界で―をもつ」 　　(４)はずみ。なりゆき。「緒戦に勝った―で勝ち進む」 [２]（副） なりゆき上。はずみで。「―引き受けざるをえなかった」

いきおいこ・む【勢い込む】 （動五） ふるい立つ。「―・んで仕事にかかる」

いきおいづ・く【勢い付く】 （動五） 勢いが一層強くなる。活気がつく。

いきか【閾下】 刺激の強さが小さくて知覚されない状態。または意識にのぼらない無意識の状態。

いきがい【生き甲斐】 生きるに値するだけの価値。

いきがい【域外】 区域の外。範囲の外。他国。⇔域内

いきがいせいさん【域外生産】 ⇒オフショア生産

いきがいてきよう【域外適用】 国内法の国境を越える適用のこと。法の域外適用。

いきかえ・る【生き返る】 （動五） (１)死んだものが再び命を取り戻す。 (２)衰えたものが再びその力を取り戻す。「夕立で庭の草木が―・った」

いきかがくへいき【遺棄化学兵器】 ある国が他国内に同意なく残してきた化学兵器。1997 年発効の化学兵器禁止条約で，元保有国の責任で 10 年以内に廃棄することが義務付けられた。旧日本軍が残した中国内の化学兵器などをいう。

いきがかり【行き掛かり】 「ゆきがかり」に同じ。「―上やむをえなかった」

いきかた【生き方】 生活する態度・方法。人生に対する態度。

いきがね【生き金】 有効に使われる金。⇔死に金

いきがみ【生き神】 (１)生きている神。人の姿で現れている神。 (２)徳の高い人。

いきが・る【粋がる】 （動五） いかにもいきであるように振る舞う。

いきぎも【生き肝・生き胆】 生きている動物からとった肝。

いきぎれ【息切れ】 (１)呼吸が乱れて苦しくなること。「走ると―がする」 (２)仕事の途中で，気力が続かなくなること。