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そうたいしょとくかせつ【相対所得仮説】🔗🔉

そうたいしょとくかせつ【相対所得仮説】 人々の消費はその人の絶対所得に依存するのではなく,他の人々の所得や自分のこれまでの所得水準に対する相対的な大きさに依存するという説。

そうたいせいげんり【相対性原理】🔗🔉

そうたいせいげんり【相対性原理】 〔物〕互いに運動する座標系において,物理の基本法則の形が変わらないという原理。すべての慣性系で力学の法則が同じ形をとるというガリレイの相対性原理,すべての慣性系で電磁気を含めたすべての基本法則が同じ形をとるというアインシュタインの特殊相対性原理,また互いに加速度運動する座標系も含めすべての座標系ですべての基本法則が不変であるという一般相対性原理がある。→光速不変の原理

そうたいせいりろん【相対性理論】🔗🔉

そうたいせいりろん【相対性理論】 〔物〕アインシュタインにより確立された物理学の理論。特殊相対性理論は,特殊相対性原理と光速不変の原理とにもとづき 1905 年に定式化されたもので,時間は座標系によって異なる相対時間となり,質量はエネルギーと同等であることなどが導かれる。一般相対性理論は,一般相対性原理と等価原理にもとづき 1915 年に定式化されたもので,重力は時空の歪みとして記述され,光線の進路や時間の経過が重力場によって影響されることが示される。

そうたいそくど【相対速度】🔗🔉

そうたいそくど【相対速度】 運動する二つの物体の,一方からみた他方の速度。関係速度。

そうたいてき【相対的】🔗🔉

そうたいてき【相対的】 (形動) 他との比較の上で成り立つさま。⇔絶対的

そうたいてきかじょうじんこう【相対的過剰人口】🔗🔉

そうたいてきかじょうじんこう【相対的過剰人口】 資本の有機的構成の高度化によって,人口の絶対数の増加とは無関係に生み出される相対的に過剰な労働力。流動的・潜在的・停滞的の三つの形態に区別される。産業予備軍。

そうたいてきじょうよかち【相対的剰余価値】🔗🔉

そうたいてきじょうよかち【相対的剰余価値】 剰余価値の一。1 日の労働時間を不変とする場合,必要労働時間の短縮によって増大された剰余労働時間が生み出す剰余価値。⇔絶対的剰余価値

そうたいてきよっきゅう【相対的欲求】🔗🔉

そうたいてきよっきゅう【相対的欲求】 人間の欲求のうち,生存のために絶対に必要な生活必需品などを対象とする欲求(絶対欲求)に対し,贅沢品などを対象とする欲求についていう語。

新辞林 ページ 4699