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たにざきじゅんいちろう【谷崎潤一郎】🔗🔉

たにざきじゅんいちろう【谷崎潤一郎】 (1886-1965) 小説家。東京生まれ。東大中退。第 2 次「新思潮」同人。美や性に溺れる官能世界を描く唯美的な作家として文壇に登場。古典的日本的美意識を深め数々の名作を生んだ。代表作「刺青」「痴人の愛」「蓼喰ふ虫」「春琴抄」「細雪」「鍵」など。

たにざきせいじ【谷崎精二】🔗🔉

たにざきせいじ【谷崎精二】 (1890-1971) 小説家・英文学者。東京生まれ。潤一郎の弟。早大教授。著「離合」「地に頬つけて」など。

たにし【田螺】🔗🔉

たにし【田螺】 タニシ科の淡水産の巻き貝の総称。貝殻は卵円錐形。卵胎生。水田や池沼にすみ,食用。日本産はオオタニシ・マルタニシ・ナガタニシ・ヒメタニシの 4 種。

たにしきんぎょ【田螺金魚】🔗🔉

たにしきんぎょ【田螺金魚】 江戸後期の洒落本作者。江戸神田の町医師鈴木位庵と伝える。1777 年から 80 年までの間に,「契情買(けいせいかい)虎之巻」「妓者呼子鳥(げいしやよぶこどり)」などを著し,後の人情本に影響を与えた。生没年未詳。

たにじちゅう【谷時中】🔗🔉

たにじちゅう【谷時中】 (1599-1649) 江戸初期の儒学者。土佐の人。農家に生まれ僧籍に入ったが,南村梅軒に師事して還俗,儒学と医学を専門とし,土佐朱子学派(南学)の中心的人物となった。

たにたてき【谷干城】🔗🔉

たにたてき【谷干城】 (1837-1911) 軍人・政治家。土佐藩士。維新後兵部大丞となり,西南戦争に熊本鎮台司令官として熊本城を死守。第一次伊藤内閣の農商務相の時,井上馨外相の欧化主義に抗議して辞職。

たにひょうが【谷氷河】🔗🔉

たにひょうが【谷氷河】 谷間を流れ下る氷河。アルプス・ヒマラヤ・アラスカなどの山地に発達する。

たにぶんちょう【谷文晁】🔗🔉

たにぶんちょう【谷文晁】 (1763-1840) 江戸後期の画家。江戸の人。南蘋(なんびん)派・狩野派などの諸派を学び,南画・西洋画・大和絵の手法を取り入れて独自の南画を完成。江戸文人画壇で重きをなした。代表作「集古十種」の挿絵など。

たにま【谷間】🔗🔉

たにま【谷間】 谷。たにあい。

たにまち【谷町】🔗🔉

たにまち【谷町】 相撲界で,ひいき筋。

たにまのひめゆり【谷間の姫百合】🔗🔉

たにまのひめゆり【谷間の姫百合】 スズランの異名。

新辞林 ページ 5013