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あうん【阿吽・阿🔗🔉

あうん【阿吽・阿 〔梵語の音訳。「阿」は悉曇(しつたん)字母の最初の音で開口音,「吽」は最後の音で閉口音〕 (1)密教で,宇宙の初めと究極。万物の根元と,宇宙が最終的に具現する智徳。悟りを求める菩提心と,到達する涅槃(ねはん)。 (2)寺院の山門の左右にある仁王や狛犬(こまいぬ)の相。一方は口を開き,一方は口を閉じる。

アウンサン【Aung San】🔗🔉

アウンサン【Aung San】 (1915-1947) ビルマ(ミャンマー)の政治家。独立運動を指導し,反英闘争・抗日戦線を指揮。独立準備協定調印後に,暗殺された。オン=サン。

アウンサンスーチー【Aung San Suu Kyi】🔗🔉

アウンサンスーチー【Aung San Suu Kyi】 (1945- ) ミャンマーの民主化運動指導者。アウン-サンの娘。1989〜95 年軍事政権により自宅軟禁,政治活動を禁止される。91 年ノーベル平和賞受賞。

あうんのこきゅう【阿吽の呼吸】🔗🔉

あうんのこきゅう【阿吽の呼吸】 (1)吐く息と吸う息。阿吽。 (2)二人以上で一つの事をするときに気持ちの一致する,微妙なタイミング。

あえか🔗🔉

あえか (形動) 美しくかよわげなさま。はかなげなさま。「―な花」

あえぎ【喘ぎ】🔗🔉

あえぎ【喘ぎ】 あえぐこと。また,その息。「―声」

あえ・ぐ【喘ぐ】🔗🔉

あえ・ぐ【喘ぐ】 (動五) (1)息が切れて苦しそうに息をする。せわしく呼吸する。「―・ぎ,―・ぎ登る」 (2)不調に苦しむ。うまくいかず悩む。「不調に―・ぐ」

あえて【敢えて】🔗🔉

あえて【敢えて】 (副) (1)わざわざ。無理に。「―危険をおかす」 (2)とりたてて。特に。「―驚くに足りない」

あえな・い【敢え無い】🔗🔉

あえな・い【敢え無い】 (形) はかない。あっけない。「―・い最期」

アエネアス【(ラ) Aeneas】🔗🔉

アエネアス【(ラ) Aeneas】 ギリシャ・ローマの伝説でトロイ戦争時のトロイア方の英雄。ローマ建国の祖。アンキセスと女神アフロディテ(ウェヌス)の子。トロイア陥落後,7 年の放浪の後イタリアへ上陸しローマの祖市ラウィニウムを建設したという。アイネイアス。

あえばこうそん【饗庭篁村】🔗🔉

あえばこうそん【饗庭篁村】 (1855-1922) 劇評家・小説家・新聞記者。江戸下谷の生まれ。本名,与三郎。別号,竹の屋主人。江戸文学に造詣(ぞうけい)が深く,作風は軽妙・洒脱(しやだつ)。著「むら竹」「当世商人気質」「人の噂」など。

新辞林 ページ 56