いはらせいせいえん【伊原青々園】 （1870-1941） 劇評家・劇作家。島根県生まれ。一高中退。本名は敏郎。劇作と日本演劇史の研究に従事。著「日本演劇史」「近世日本演劇史」「明治演劇史」など。

いばらのかんむり【茨の冠】 「荊冠（けいかん）」に同じ。

いばらのみち【茨の道】 人生行路を茨の生えている道にたとえていう。

いばらも【茨藻】 イバラモ科の一年草。池・沼などの淡水中に生える。葉は線形。7〜9 月に葉腋（ようえき）に小花をつける。

いばり【尿】 小便。

いば・る【威張る】 （動五） 強そうに，または，えらそうに振る舞う。えばる。

イバルリ【Dolores Ibarruri】 （1895-1989） スペインの女性政治家。スペイン共産党の結成に参加，内戦では人民戦線の象徴的存在として指導にあたる。筆名ラ-パッショナリア。

いはん【違反】 法規・協定・約束などに従わないこと。違背。「交通―」

いはん【違犯】 法にそむいて罪を犯すこと。

いはんきっぷ【違反切符】 交通違反を犯したとき交付される通告書。処分を受けるまで運転免許証に代えて運転できる。軽い違反に対する青切符と重い違反に対する赤切符がある。

いび【威部】 奄美・沖縄地方で，御嶽（うたき）の内奥にある神域。神の依代（よりしろ）とされる岩石・神木などがあり，神女が神をまつる。また，そこにいる神。

いび【萎靡】 なえしおれること。気力がなくなること。「―沈滞する」

いびがわ【揖斐川】 (１)岐阜・福井両県境の山地に源を発し，岐阜県西部をほぼ南流して伊勢湾に注ぐ川。長さ 114km。下流は輪中（わじゆう）地域。 (２)岐阜県南西部，揖斐郡の町。揖斐米・茶などを産出。