はなみ【花見】 花，特に桜の花を見て楽しむこと。

はなみ【花実】 (１)花と実。 (２)名と実（じつ）。「死んで―が咲くものか」

はなみざけ【花見酒】 花見をしながら飲む酒。

はなみず【鼻水】 鼻の孔（あな）から出る水っぽい粘液。はな。はなじる。

はなみずき【花水木】 植物アメリカヤマボウシの別名。

はなみぞ【鼻溝】 人中（じんちゆう）のこと。

はなみち【花道】 (１)歌舞伎の劇場で，観客席を貫いて舞台に連なる道。俳優が舞台にかかる通路であり，また舞台の一部として使用される。 (２)相撲で，力士が支度部屋から土俵に出入りするための通路。 (３)最後にはなばなしく活躍する場面や時期。また，人に惜しまれて引退する時期。

はなみょうが【花茗荷】 ショウガ科の常緑多年草。高さ約 50cm。初夏，紅色の線条のある白色花を穂状につける。果実は球形で赤熟し，伊豆縮砂（いずしゆくしや）の名で薬用とする。

はなむぐり【花潜】 (１)コガネムシ科ハナムグリ亜科の甲虫の総称。 (２)_(１)の一種。体長 15〜20mm 内外。体は長方形で背面は扁平。花に集まる。

はなむけ【餞・贐】 旅立ちや門出に際して，金品・詩歌・挨拶（あいさつ）の言葉などを贈ること。また，その金品など。

はなむこ【花婿・花聟】 結婚式当日の，婿となる男性の美称。新郎。⇔花嫁

はなむすび【花結び】 色糸や緒を，菊・桜・梅など様々な花にかたどった結び方にすること。また，その結んだもの。

はなめ【花芽】 ⇒かが（花芽）

はなめがね【鼻眼鏡】 (１)鼻筋を支えにしてかける，つるのない眼鏡。 (２)眼鏡を鼻先までずり落としてかけること。

はなもじ【花文字】 欧文で，装飾的な字体の大文字。

はなもちならない【鼻持ちならない】 （連語） 臭くて耐えられない。転じて，耐えられないほど嫌味である。