はやまよしき【葉山嘉樹】 （1894-1945） 小説家。福岡県生まれ。早大中退。「文芸戦線」に参加。初期プロレタリア文学の代表作家。小説「淫売婦」「セメント樽の中の手紙」「海に生くる人々」など。

はやま・る【早まる】 （動五） (１)あせって，まだしなくてもよいことをしてしまう。「―・った行動をするな」 (２)時期がはやくなる。「台風の上陸が予測より―・る」

はやま・る【速まる】 （動五） 速度がはやくなる。「スピードが―・る」

はやみ【早見】 （数量また物事の関係などを）一目でわかるようにしたもの。

はやみぎょしゅう【速水御舟】 （1894-1935） 日本画家。東京生まれ。赤曜会の創立に参加。日本画の装飾性に近代的な写実を加え，特に細密描写を得意とした。作「炎舞」「京の舞妓」など。

はやみち【早道】 近道。「上達の―」

はやみみ【早耳】 物事を早く聞きつけること。また，その人。

はやめ【早め】 きまった時刻よりも少し早いこと。「夕食を―にすます」

はやめ【速め】 速度が普通より少し速いこと。「―に歩く」⇔遅め

はや・める【早める】 （動下一） 期日・時刻などを早くする。くりあげる。

はや・める【速める】 （動下一） 速さを増させる。急がせる。

はやり【流行り】 流行。「今年―の水着」「―の風邪」

はやりうた【流行り歌】 流行歌。

はやりすたり【流行り廃り】 はやることと，はやらなくなること。

はやりめ【流行り目・流行り眼】 流行性結膜炎。

はや・る【流行る】 （動五） (１)ある一時期に，広く世の中に行われる。流行する。 (２)伝染病や好ましくないことが多くの人に広まる。 (３)繁盛する。「いつも―・っている店」

はや・る【逸る・早る】 （動五） 興奮して荒立つ。勇み立つ。「―・る心を抑える」

はやわかり【早分かり】 (１)理解が早いこと。 (２)早く簡単に理解できるように工夫された書物や図表など。