いんない【院内】 (１)衆議院・参議院の内部。「―交渉団体」 (２)院と名のつく施設・機関の内部。

いんないかいは【院内会派】 議員が国会内で活動するために，二人以上で結成する会派。会派の人数によって，委員会の委員数の割り当てや質問時間配分などが決められる。

いんないかんせん【院内感染】 入院中の患者あるいは新生児などが病院内で病原体の感染を受けること。

いんにく【印肉】 印鑑を押すときに使う顔料をしみ込ませたもの。印泥。

いんにょう【廴繞】 ⇒えんにょう（延繞）

いんにん【隠忍】 じっと我慢すること。つらさを表に表さずにこらえること。「―自重（じちよう）」

インニング【inning】 ⇒イニング

いんねん【因縁】 〔「いんえん」の連声〕 (１)〔仏〕事物を生ぜしめる内的原因である因と外的原因である縁。事物・現象を生滅させる諸原因。縁起。 (２)前世から決まっていたとして，そのまま認めざるを得ないこと。宿命。 (３)前々からの関係。縁。「浅からぬ―」 (４)由来。来歴。いわれ。 (５)言いがかり。「―をつける」

いんのう【陰嚢】 哺乳類の雄の陰茎基部にあって下垂し，精巣（睾丸）・副精巣などを内部に含む袋。ふぐり。

インノケンティウス【Innocentius】 （3 世）（1160-1216） ローマ教皇（在位，1198-1216）。オットー 4 世（ドイツ）・フィリップ 2 世（フランス）・ジョン（イギリス）らを屈従させ，ヨーロッパのほぼ全域の主権を握り教皇政治の最盛期を現出せしめた。教会法規を改革，第四次十字軍を推進。インノセント。イノセント。

いんのしま【因島】 (１)（「因_ノ島」とも書く）瀬戸内海芸予諸島の一。全島広島県因島市に属す。 (２)広島県南東部，因島全島と生口（いくち）島の東端部が主な市域。中世には村上水軍の根拠地。造船，柑橘類の栽培が盛ん。因島大橋と生口橋などの連橋で，本州や四国と結ばれる。