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ほうじょうき【方丈記】🔗🔉

ほうじょうき【方丈記】 随筆。1 巻。1212 年成立。鴨長明著。人の無常と閑居生活の楽しさを語り,さらに仏徒たる自己を顧みて結ぶ。流麗な和漢混交文。

ほうじょうきたい【胞状奇胎】🔗🔉

ほうじょうきたい【胞状奇胎】 妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し,葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもの。葡萄状鬼胎。

ほうじょうきょうごう【法条競合】🔗🔉

ほうじょうきょうごう【法条競合】 一つの行為が複数の刑罰法規に該当する場合でも,その一つだけが適用されること。

ほうしょうくろう【宝生九郎】🔗🔉

ほうしょうくろう【宝生九郎】 (16 世)(1837-1917) 能楽師。シテ方。本名,知栄(ともはる)。明治維新後の能楽復興に努めた名人。

ほうじょうさねとき【北条実時】🔗🔉

ほうじょうさねとき【北条実時】 (1224-1276) 鎌倉中期の武将。義時の孫。称名寺殿とも。称名寺を建立,金沢文庫の基礎を築いた。金沢(かねざわ)実時。

ほうじょうしげとき【北条重時】🔗🔉

ほうじょうしげとき【北条重時】 (1198-1261) 鎌倉前期の武将。義時の子。極楽寺殿とも。兄泰時を助けて六波羅探題・連署を務めた。「重時家訓」は武家家訓の初源。極楽寺を創設。

ほうじょうそううん【北条早雲】🔗🔉

ほうじょうそううん【北条早雲】 (1432-1519) 室町後期の武将。後北条氏の祖。初め伊勢新九郎長氏,出家して早雲庵宗瑞と号した。駿河の今川氏のもとで頭角を現し,のち伊豆韮山(にらやま)に進出,小田原を本拠として南関東制覇の基礎を築いた。

ほうじょうたかとき【北条高時】🔗🔉

ほうじょうたかとき【北条高時】 (1303-1333) 鎌倉幕府第 14 代執権。貞時の子。法名,崇鑑。14 歳で執権となるが,内管領長崎高資らに実権を握られ幕政は混乱。元弘の乱で後醍醐天皇を隠岐に配流し光厳天皇を立てたが,新田義貞に鎌倉を攻められ東勝寺で自刃。

ほうじょうたみお【北条民雄】🔗🔉

ほうじょうたみお【北条民雄】 (1914-1937) 小説家。ソウル生まれ。川端康成に師事。ハンセン病患者という自己の極限状況を凝視した柔軟な感性の作品で知られる。作「いのちの初夜」など。

新辞林 ページ 7409