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むらさきくんしらん【紫君子蘭】🔗🔉

むらさきくんしらん【紫君子蘭】 ユリ科の多年草。南アフリカ原産。葉は長さ 40cm ほどで,夏に 80cm ほどの花茎を伸ばしてその頂きに多数の百合のような小花を付ける。園芸品種が多い。アガパンサス。

むらさきけまん【紫華鬘】🔗🔉

むらさきけまん【紫華鬘】 ケシ科の越年草。根葉は細かく分裂。晩春,高さ約 30cm の花茎を出し,頂に総状花序を立てて,紅紫色の細長い花を多数横向きにつける。藪(やぶ)華鬘。

むらさきしきぶ【紫式部】🔗🔉

むらさきしきぶ【紫式部】 クマツヅラ科の落葉低木。暖地の山野に生える。高さ約 2m。葉は楕円形。初夏,葉腋(ようえき)に淡紅紫色の小花を多数つけ,秋,球形の液果が紫色に熟す。実紫(みむらさき)。

むらさきしきぶ【紫式部】🔗🔉

むらさきしきぶ【紫式部】 平安中期の女流作家・歌人。藤原為時の女(むすめ)。はじめ藤式部と呼ばれる。藤原宣孝と結婚,大弐三位を生むがまもなく夫と死別。その後,「源氏物語」の執筆を始める。才媛のほまれ高く,中宮彰子(上東門院)に仕え,「白氏文集」を進講。「紫式部日記」「紫式部集」などをも著す。

むらさきしきぶにっき【紫式部日記】🔗🔉

むらさきしきぶにっき【紫式部日記】 日記。2 巻。紫式部作。1010 年頃成立。中宮彰子の出産を中心とした作者の身辺記。内面生活をうかがわせる表白,同時代の女流作家の批評などを含む。

むらさきずいしょう【紫水晶】🔗🔉

むらさきずいしょう【紫水晶】 紫色を呈する水晶。飾り石にする。紫石英(しせきえい)。アメシスト。

むらさきつゆくさ【紫露草】🔗🔉

むらさきつゆくさ【紫露草】 ツユクサ科の多年草。北アメリカ原産。観賞用に栽培。高さは約 50cm で,披針形白緑色の葉を互生。夏,茎頂に淡紫色の三弁花を多数つける。花は 1 日でしぼむ。花糸は細胞学の実験に用いられる。

むらさきのうえ【紫の上】🔗🔉

むらさきのうえ【紫の上】 源氏物語の作中人物。式部卿の宮の女(むすめ)で,藤壺の姪。光源氏は二条院に引きとり,理想の女性に育て,妻とする。

むらざと【村里】🔗🔉

むらざと【村里】 いなかで,人が集まり住んでいる所。村落。

むらさめ【村雨】🔗🔉

むらさめ【村雨】 ひとしきり強く降ってやむ雨。にわか雨。驟雨(しゆうう)。

新辞林 ページ 7950