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ようそてきてい【沃素滴定】🔗🔉

ようそてきてい【沃素滴定】 酸化還元滴定の一。ヨウ素の酸化力を利用する場合とヨウ化物イオンの還元力を利用する場合とがある。

ようそでんぷんはんのう【沃素澱粉反応】🔗🔉

ようそでんぷんはんのう【沃素澱粉反応】 デンプンにヨウ素液を加えると青紫色(アミロースでは青色,アミロペクチンでは赤色)を呈する反応。ヨウ素分子鎖がデンプンの鎖状分子の螺旋構造の内部に入り込んでクラスレート化合物をつくるために発色すると考えられる。非常に鋭敏な反応で,デンプン・ヨウ素の検出や,ヨウ素滴定の際に終点を知るのに利用。

ようそひゃくさんじゅういち【沃素 131】🔗🔉

ようそひゃくさんじゅういち【沃素 131】 質量数が 131 のヨウ素の放射性同位体。半減期 8 日でベータ崩壊する。核実験および原子炉での核分裂生成物。大気中に放出されると,牛乳・野菜などを通して人体に摂取され,甲状腺癌を引き起こす恐れがある。自然界に存在しないので,放射能汚染を知るための指標となる。また,ヨウ素のトレーサーとして,医学的な診断などに利用する。

ようそひゃくにじゅうご【沃素 125】🔗🔉

ようそひゃくにじゅうご【沃素 125】 質量数が 125 のヨウ素の放射性同位体。半減期 60 日でベータ崩壊する。ヨウ素のトレーサーとして,生化学などの研究に利用する。

ようそひよう【要素費用】🔗🔉

ようそひよう【要素費用】 生産に貢献した労働・資本・土地などの生産要素に対して支払われる費用。

ようそめいだい【要素命題】🔗🔉

ようそめいだい【要素命題】 ラッセルやウィトゲンシュタインの論理的原子論において,それ以上分析できない最小単位の命題を指す。要素命題が論理的に結合されることによって,複合命題(分子命題)が形作られる。原子命題。→論理的原子論

ようそろ【宜候・良候】🔗🔉

ようそろ【宜候・良候】 転舵のあと,船が今向いている方向へ,または指示された方向へ直進せよという言葉。

ようそん【養鱒】🔗🔉

ようそん【養鱒】 マスの養殖。「―業」

ようぞんさんそ【溶存酸素】🔗🔉

ようぞんさんそ【溶存酸素】 水中に溶解している分子状の酸素。略記 DO その量は,水質汚濁を示す尺度の一つで,普通,清浄な河川では 7〜10ppm。→CODBOD

新辞林 ページ 8314