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よしだげんじろう【吉田絃二郎】🔗🔉

よしだげんじろう【吉田絃二郎】 (1886-1956) 小説家・劇作家・随筆家。佐賀県生まれ。早大卒。小説「磯ごよみ」「島の秋」など。宗教的詩情をたたえた随筆感想集「小鳥の来る日」は大正期のベスト-セラー。

よしだこうとん【吉田篁🔗🔉

よしだこうとん【吉田篁 (1745-1798) 江戸後期の考証学者。江戸の人。清朝の考証学に学び,古書籍を収集・校勘。著「論語集解考異」など。

よしださだふさ【吉田定房】🔗🔉

よしださだふさ【吉田定房】 (1274-1338) 鎌倉後期・南北朝時代の廷臣。後醍醐天皇の討幕計画を幕府に密告したが,天皇の信任厚く,建武新政府に重きをなした。日記「吉槐記」がある。

よしだしげる【吉田茂】🔗🔉

よしだしげる【吉田茂】 (1878-1967) 政治家。東京生まれ。東大卒。外務次官,駐伊・駐英大使などを歴任し,第二次大戦後,外相。1946 年(昭和 21)第一次内閣,48〜54 年第二次から五次に至る内閣を組織。51 年,サンフランシスコ講和条約・日米安全保障条約に調印。

よしだしょういん【吉田松陰】🔗🔉

よしだしょういん【吉田松陰】 (1830-1859) 幕末の尊王論者・思想家。長州藩士。名は矩方(のりかた),通称は寅次郎。ペリー再来の時,密航を企てて,下獄。のち萩の自邸内に松下村塾を開き,高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文ら維新の指導者を育成。安政の大獄に連座,刑死した。

よしだしんとう【吉田神道】🔗🔉

よしだしんとう【吉田神道】 室町末期に,吉田兼倶が大成した神道の一派。神・儒・仏・道四教および陰陽道の関係を説き,神道を万法の根本とし,神主仏従の立場から反本地垂迹説を主張。唯一神道。唯一宗源神道。卜部(うらべ)神道。

よしだせいいち【吉田精一】🔗🔉

よしだせいいち【吉田精一】 (1908-1984) 国文学者。埼玉県生まれ。東京教育大・東大教授。日本の近代文学研究の発展に指導的役割を果たした。著「自然主義の研究」など多数。

よしだつかさけ【吉田司家】🔗🔉

よしだつかさけ【吉田司家】 相撲の家元。熊本の行司吉田追風(おいかぜ)が,1789 年谷風・小野川両力士に横綱土俵入りを免許,これを機に行司の家と相撲集団を支配したのに始まる。行司・力士免許の授与を行なってきたが,1951 年(昭和 26)以後,日本相撲協会に権限を譲り形式的存在となった。

新辞林 ページ 8353