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よしずみこさぶろう【吉住小三郎】🔗🔉

よしずみこさぶろう【吉住小三郎】 長唄唄方,吉住流の家元の名。 (1)(初世)(1699-1753) 「京鹿子(きようがのこ)娘道成寺」「相生獅子」などの初演者。 (2)(4 世)(1876-1972) 長唄研精会を組織して,劇場を離れた純音楽としての長唄の普及につとめた。東京音楽学校教授。

よしだ【吉田】🔗🔉

よしだ【吉田】 (1)新潟県中央部,西蒲原郡の町。燕市の西隣に位置する。 (2)埼玉県西部,秩父郡の町。椋(むく)神社は竜勢花火で知られる。 (3)静岡県南部,榛原(はいばら)郡の町。大井川河口西岸にあり,養鰻業を行う。牧原では茶を産する。 (4)愛知県豊橋市の江戸時代の旧称。東海道五十三次の宿場町であった。 (5)広島県中央部,高田郡の町。毛利氏の郡山城跡がある。 (6)愛媛県南西部,北宇和郡の町。ミカン栽培が盛ん。 (7)鹿児島県中部,鹿児島郡の町。鹿児島市の北に接する。

よしだいそや【吉田五十八】🔗🔉

よしだいそや【吉田五十八】 (1894-1974) 建築家。東京生まれ。東京美術学校卒,東京芸大教授。数寄屋建築の近代化に貢献。代表作に梅原竜三郎邸・大阪文楽座・明治座・日本芸術院会館などがある。

よしだいっすい【吉田一穂】🔗🔉

よしだいっすい【吉田一穂】 (1898-1973) 詩人。北海道生まれ。早大中退。浪漫的な詩風から転じて,独自の形而上的な純粋詩を作る。詩集「海の聖母」「未来者」,散文詩集「故園の書」など。

よしだえいざ【吉田栄三】🔗🔉

よしだえいざ【吉田栄三】 (初世)(1872-1945) 文楽の人形遣い。大阪生まれ。1898 年(明治 31)文楽座に加入,初め女方を遣い,のち座頭となって立役に転じた。昭和期の名人。

よしだかねとも【吉田兼倶】🔗🔉

よしだかねとも【吉田兼倶】 (1435-1511) 室町時代の神道家。本姓は卜部(うらべ)。吉田神社の神職。本地垂迹説に対して神主仏従説を唱え,陰陽五行説などを加えて吉田神道を大成。

よしだけんいち【吉田健一】🔗🔉

よしだけんいち【吉田健一】 (1912-1977) 批評家,小説家。東京生まれ。吉田茂の長男。ケンブリッジ大中退。著「東西文学論」「ヨオロツパの世紀末」など。

新辞林 ページ 8352