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せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】(セッキャウジャウルリ)🔗🔉

せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】(セッキャウジャウルリ) 語り物の一種。仏教の説経が歌謡化し和讚・平曲・謡曲などの影響を受けて、江戸初期に流行した民衆芸能。始めは大道芸で鉦をたたきながら語られたが、次第に簓(ささら)・胡弓・三味線をとりいれ、操り人形劇とも提携して興行化された。全盛期は万治・寛文のころで、義太夫節の発生とともに衰微。その曲節は単調・哀感を特徴とし、代表的作品は「かるかや」「三荘太夫(さんしょうだゆう)」「しんとく丸」「小栗判官」「梵天国」など。説経節。

日国 ページ 11857 での説経浄瑠璃セッキャウジャウルリ単語。