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そう【箏】(サウ)🔗🔉

そう【箏】(サウ) 弦楽器の一つ。長さ五尺(約一・五メートル)から六尺(約一・八メートル)の木(桐が普通)の胴に一三本の弦を張り、各弦を山形の柱(じ)という駒で支え、その位置によって音高を整え、右手の爪で弾くもの。もと、十数本の弦をもつものが中国で発達し、奈良朝前に日本に伝来し、雅楽に用いられていたが、室町時代に筑紫流箏曲が起こり、近代箏曲のもととなっている。雅楽で用いるものを楽箏(がくそう)、一般に行われているものを俗箏(ぞくそう)と称している。平安時代には「箏(そう)のこと」といって他の弦楽器(琴(きん)など)から区別した。しょうのこと。しょう。 ●箏の琴(こと) (「こと」は弦楽器の総称)=そう(箏)

日国 ページ 12142 での箏サウ単語。