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●力入(い)る🔗🔉

●力入(い)る 力がそのことにはいる。力がそのことに傾注される。 ●力及(およ)ばず 努力をしたが力が足りない。どうにもしかたがない。是非ない。*平家‐六「勅命なればちから不及」 ●力に余(あま)る 自分の力の及ぶ範囲を越える。手におえない。 ●力になる 頼みどころになる。助けとなる。人のためにほねをおる。尽力する。 ●力の=モーメント[=能率(のうりつ)] (モーメントは英moment)力が物体をある一点のまわりに回転させる効果を表す量。その点から力の作用線に下した垂線の長さと力の大きさとの積で表される。偶力。 ●力山を抜き気は世を蓋(おお)う (「史記‐項羽本紀」から)その力は山を引き抜くほど大きく、その盛んな意気は天下を一呑みにする勢いである。威勢がよく、意気が盛んなさまをいう。抜山蓋世(ばつざんがいせい)。 ●力を合(あ)わす 助けあって物事をする。一緒になって物事をする。 ●力を入(い)れる 1 力を込めてする。一所懸命になってする。ほねをおる。 2 他人のことに助力する。応援する。 ●力を落(お)とす 気力を急に失う。元気を失う。失望する。落胆する。 ●力を貸(か)す 手助けをする。助力する。 ●力を=立(た)つ[=込(こ)める] 力を特に強く入れる。*徒然草‐五三「ただ力をたてて引き給へ」 ●力を付(こ)ける 1 =ちからづける(力付) 2 学力や技量などが向上し、ゆるぎないものとなる。実力がつく。 ちから【庸・税・稲】 (民の力によるところから)大化前代・律令制時代、力役すなわち庸(よう)のこと。また、租(たちから)すなわち納官される稲をもさす。

日国 ページ 13336 での●力入る単語。