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●月日の山🔗🔉

●月日の山 大嘗祭(だいじょうさい)などの時、悠紀(ゆき)・主基(すき)の両国の国司が奉仕して立てる標山(しるしのやま)。山の作り物に日像や月像を立てて飾ったことによる。 つきひ‐がい【月日貝・海鏡】(‥がひ) ツキヒガイ科の二枚貝。房総半島から九州にかけての水深一〇〜一〇〇メートルの細砂泥底にすむ。直径約一一センチメートルの円形で、殻頂に耳状の小さな隆起がある。殻は薄く、ふくらみも少ない。表面に布目状の細線があるが外観はなめらかで、つやがあって美しい。殻の表面の色は左右で異なり、色彩の対照を月と太陽になぞらえてこの名がある。殻の開閉によって海水をはき、反動で跳躍する。肉は淡黄色で一個の大きな貝柱がある。肉は食用に、殻は細工物に用いる。《季・春》

日国 ページ 13837 での●月日の山単語。