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どう【胴】🔗🔉

どう【胴】 1 頭・頸・尾・四肢を除いた体部の総称。動物体の中心となる部分で、内臓諸器官が納められている。哺乳類・両生類・爬虫類・鳥類・節足動物では胸・腹・背に区別されるが、魚類や多くの無脊椎動物のようにその区別が不十分なものもある。 2 鎧(よろい)の胸と腹部をおおう部分。前後の立挙(たてあげ)と衡胴(かぶきどう)からなる。 3 剣道の防具で、胸と腹部をおおう部分。また、その部分に打ち込んだときのきまり手の技。あるいは、そこへ打ち込むときの掛け声。 4 物の腹部にあたり、中が空になっている部分。 =どう(筒)4牛車(ぎっしゃ)の車箱。和船の船体中央部。腰当、筒関の位置に相当する。「胴の間」やかん、鉄びん、火鉢などの本体。 5 額仕立の和服で、額の部分をのぞいた表地の部分。 6 きもたま。こころ。性根。度胸。→胴が据わる・胴を据える。 7 ⇒どう(筒) ●胴が据(す)わる 性根がすわる。度胸が定まる。肝(きも)がすわる。 ●胴の間(ま) ⇒親見出し ●胴を据(す)える 度胸を定める。覚悟をきめる。

日国 ページ 14486 での単語。