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いろ‐ごのみ【色好】🔗🔉

いろ‐ごのみ【色好】 (「いろこのみ」とも。よしとする美しい容色、また、異性間の情趣を選び好むことの意か。「いろ」を配偶者、「このみ」を選択の意とし、元来は配偶者を選ぶことに人一倍情熱をかたむける者の意で、好色、多情な者という意味合いはなかったとする説もある。なお、漢語「好色」との関係は必ずしもはっきりしない) 1 好んで異性との交情にふけること。恋愛、情事にまつわる情趣をよく解すること。また、その人。*竹取「色好みといはるるかぎり五人」 2 実際的なことよりも風流、風雅な方面に関心や理解があること。また、その人。*古今‐仮名序「あだなる歌、はかなき事のみいでくれば、いろごのみの家に、埋れ木の、人知れぬ事となりて」 3 遊女を買うこと。また、その遊女。*大観本謡曲・祇王「心はかなき色好みの」

日国 ページ 1642 での色好単語。