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はり‐もみ【針樅】🔗⭐🔉
はり‐もみ【針樅】
マツ科の常緑高木。本州の福島県以西から九州にかけて生え、庭木にもする。高さ三五メートル、径一メートルに達し密な樹冠になる。樹皮は灰褐色で鱗片状にはげ落ちる。葉は針形でやや湾曲し長さ約二〜二・五センチメートル、小枝に、らせん状に密生する。五月頃、小枝の先に雄花と雌花をつける。毬果は長さ六〜一二センチメートルの卵状楕円形で褐色に熟す。種鱗は倒卵形で縁にふぞろいな歯がある。種子は長さ約六ミリメートルの倒卵形で大きな翼がある。材は建築・器具・パルプ用。ばらもみ。とらのおもみ。しろもみ。
日国 ページ 16645 での【針樅】単語。