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ひん‐かく【賓格】🔗🔉

ひん‐かく【賓格】 文法で、文中のある語句が他の語句に対してもつ文法上の関係の一つ。主格に対していう。 1 動作作用の主体に対して、動作作用の及ぶところにあること。目的格のこと。谷千生は、賓格と奪格と与格に分けた。 2 判断における主概念に対する賓概念の地位。山田孝雄は、属性観念の欠乏する用言または副詞に接して、その属性観念の位置に補充されるべき語の格をいう。「雪のごとし」「これは雪なり」の「雪の・雪」など。

日国 ページ 17293 での賓格単語。