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まんよう‐ちょう【万葉調】(マンエフテウ)🔗🔉

まんよう‐ちょう【万葉調】(マンエフテウ) 歌論で、「万葉集」の特徴的な歌のよみぶりやしらべをいう。古今調や新古今調に対して、実感が切実・直截(ちょくせつ)に表現され、素朴・雄渾で格調が高いことを「万葉集」の特徴として捉えたもの。このしらべの歌を詠んだ歌人には、中世の源実朝、近世の賀茂真淵・良寛などがあり、特に真淵は古今調の「たおやめぶり」に対して「ますらおぶり」と称した。明治時代になって、正岡子規によって賞揚された。

日国 ページ 18770 での万葉調マンエフテウ単語。