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うしお【潮・汐】(うしほ)🔗🔉

うしお【潮・汐】(うしほ) (「うみ(海)しお(塩)」の意という) 1 月と太陽との引力によって海水が定期的に満ちたり引いたりして生ずる潮流。*書紀‐斉明四年一〇月・歌謡「水門(みなと)の于之(ウシホ)の下り海下り」 2 海水。*宇津保‐吹上上「しほがまにうしほ汲み入れ」 3 海水より製した塩。*書紀‐武烈即位前(図書寮本訓)「塩(ウシほ)」 4 =うしおに(潮煮) 5 (1を比喩的に用いて)感情など高まったり、しずまったりするもののたとえ。「感情の潮」 ●潮の水(みず) 江戸の諸侯の邸宅に行なわれた慣習。正月始めの辰の日辰の時に、辰年生まれの人が、竈(かまど)の上にあたる部分の屋根に海水を注ぐ、火災防止のまじない。 ●潮の湧(わ)くが如し 勢いの盛んなさま。勢いの力強く盛りあがるさま。

日国 ページ 1889 での潮うしほ単語。