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うし‐の‐した【牛の舌】🔗🔉

うし‐の‐した【牛の舌】 1 ウシノシタ科の海魚の総称。体長二〇〜三〇センチメートルくらい。ヒラメ、カレイの近縁種で、体は長卵形で扁平、尾端はとがり、その形が牛の舌に似る。両眼は右側にある。ふつう茶褐色か黒褐色で、有眼側は海底の土質によって多少変化する。クロウシノシタ、アカシタビラメが代表的。日本では北海道南部以南の海底に分布。食用とする。したびらめ。 2 イワタバコ科の多年草。南アフリカ原産で、観賞用に温室で育てられる。地に接して長さ約六〇センチメートル、幅約四五センチメートルの広卵状楕円形の葉を一枚つける。葉の縁は波状で、裏面は暗赤色を帯びる。夏、葉の基部からのびた長さ三〇〜六〇センチメートルの花柄に青紫色と白色が交錯した漏斗状の小花をつける。 3 牛の舌の形をした指物(さしもの)。 4 丁銀。また、小判。*雑俳・しらきの柳「丁銀(ウシノシタ)にまはり曲輪の花車」

日国 ページ 1899 での牛の舌単語。