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●世は張(は)り物(もの)🔗⭐🔉
●世は張(は)り物(もの)
世渡りをするには、みえを張るのがふつうであるということ。世間は張り物。
●世は回(まわ)り持(も)ち
貧富などの運命は、固定したものではなくかわるがわる各人にめぐってくるということ。
●世を出(い)ず
俗世間をのがれ出る。隠遁(いんとん)する。出家する。
●世を厭(いと)う
わずらわしい俗世間をいみきらう。また、その気持から俗世間を避ける。
●世を倦(う)む
この世に生きることにあき、つかれる。生きることがいやになる。多く和歌で、「倦(う)む」の連用形「うみ」と同音の語にかけて用いる。*古今‐六六九「世をうみべたにみるめすくなし」
●世を籠(こ)める
生い先がまだまだある。年が若く、将来が期待される。
●世を去る
1 この世を去る。死ぬ。
2 =よ(世)を捨てる。
●世を知(し)る
1 世の中のことを知る。世情に通じる。また、男女の情がわかる。世心づく。
2 世を治める。国政を執る。
●世を=捨(す)てる[=背(そむ)く・遁(のが)れる・離れる]
俗世を捨てる。隠遁または出家する。
●世を保(たも)つ
国を統治する。
●世を尽(つ)くす
一生を終える。生涯をおくる。
●世を張(は)る
世間体をつくろう。体裁をつくろって世間を渡る。みえをはる。
●世を響(とどろ)かす
世間に広く知れわたる。世間の評判となる。
●世を渡(わた)す
1 衆生を苦海から涅槃(ねはん)へ渡らせる。世の人を救う。済度(さいど)する。
2 隠居して跡目を譲る。
●世を渡(わた)る
生活する。くらして行く。
よ【四】
1 数の四つのこと。よつ。し。多く名詞の上に付けて用いる。
2 物の数を、声を出して唱えながら数えるときの四をいうことば。
●四の膳(ぜん)
本膳から第四番目の膳。しのぜん。
日国 ページ 20111 での【はもの】単語。