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わざ‐わい【禍・災・殃】(‥はひ)🔗⭐🔉
わざ‐わい【禍・災・殃】(‥はひ)
(「わざ」は神のしわざの意、「わい」は「さきわい(幸)」などの「わい」と同じ。悪い結果をもたらす神のしわざの意から)
1 悪い結果をもたらすような種々の事柄、気配。また、その悪い結果。身にふりかかる傷害、病気、天災、難儀など。災難。凶事。曲事(まがごと)。不幸。「天候にわざわいされる」「口はわざわいのもと」
2 不快であること。いやなこと。どうにも処置のしようのないこと。感動表現に用いて好もしくないという感情を表す。*大鏡‐四「わざはひかな、あれは舞はじ」
●禍も三年置けば=用に立つ[=役に立つ・福の種(たね)]
(「わざわいも三年」「わざわいの三年目」などとも)今わざわいとなるものも、時がたてば、かえって幸福のいとぐちとなることもある。
●禍を転じて=福[=幸(さいわい)]となす
わざわいを、うまく変えて、幸福になるように取り計らう。
日国 ページ 20943 での【禍‥はひ】単語。