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うみさち‐やまさち【海幸山幸】🔗🔉

うみさち‐やまさち【海幸山幸】 記紀に見られる神話。狩猟をする山幸彦が、漁猟をする兄の海幸彦と猟の道具をとりかえてもらって漁に出たが、魚は釣れず、釣針を失ってしまう。その釣針を返すように兄の強請を受けた山幸彦は、塩土神(しおつちのかみ)のはからいで、海神(わたつみのかみ)の宮へ行き、海神の娘豊玉姫と結婚、釣針と潮満瓊(しおみつたま)、潮涸瓊(しおひるたま)とを得て帰り、兄をこらしめたという話。天孫民族と隼人(はやと)族との闘争を神話化したものとされている。

日国 ページ 2171 での海幸山幸単語。