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おこない【行】(おこなひ)🔗⭐🔉
おこない【行】(おこなひ)
1 おこなうこと。
行動。ふるまい。「日頃の行ない」*書紀‐允恭八年二月・歌謡「ささがねの蜘蛛の於虚奈比(オコナヒ)今宵著(しるし)も」
道徳的な見地から見た人の行状。身持ち。「行ないを慎む」
2 仏道修行。勤行(ごんぎょう)*源氏‐若紫「阿闍梨(あざり)などにもなるべきものにこそあなれ。をこなひの労は積りて」
3 特に、年頭の仏事勤行(修正月)。*蜻蛉‐下「おこなひのほどもすぎぬ」
4 神事をつとめること。*讚岐典侍‐上「あしたの御おこなひ、夕の御笛の音」
5 年頭または春先に行なわれる祈祷行事。近畿地方を中心にいう。もと農事祈願の神事であったが、仏教の感化を受けて修正会(しゅうしょうえ)や習二会(しゅうにえ)の行法に似たものがおこなわれている。寺や、堂、または村人が当屋(とうや)組織でおこなう。
●行いの具(ぐ)
数珠、経典、香など仏前で読経、念仏する時に使う道具。
●行いの道(みち)
仏道。また、仏道修行の道。


日国 ページ 2996 での【行おこなひ】単語。